カカリアスタジオブログ

Happy Elementsのゲームブランド「カカリアスタジオ」の公式ブログです。

新MBP(Mavericks)への開発環境移行について

エンジニアの上田です。
MBAを使っていたのですが、そこからMBPへ開発環境を移行しました。
そこでいくつかつまづいたので解決した経緯をblogに記載しておきます。
同じ状況で困ってる人の参考になればと思います。

移行前PC

Mac Book Air (OSはLion)

移行後PC

Mac Book Pro (OSはMavericks)
購入直後の状態です

移行環境


手順

command line toolsなど他のインストールに影響するものから最初にいれていきます

1. Xcode5インストール

APP Storeからダウンロードしてインストールします
インストール後、一度起動してライセンスに同意しておいてください
同意しておかないとHomebrewインストールで失敗します

2. command line toolsインストール

xcode-select --install

Command Line Developer Toolsをインストールする確認ダイアログが出るので
Installボタンを押してインストールします

他のアプリなどを入れたりした後だとなぜかxcode-select --installを入力しても
Command Line Developer Toolsインストールダイアログが立ち上がりませんでした
Xcode5をインストール直後に実行しておいたほうが良いです

3. Homebrewインストール

ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)

インストール完了後

brew doctor

と入力し

Your system is ready to brew.

と表示されることを確認します

4. apple-gccインストール

Xcode4からコンパイラLLVMになりました
互換性などの問題によりLLVMではCassandraのコンパイル後、起動時にAbort trap: 6というエラーがでます

brew tap homebrew/dupes
brew install apple-gcc42
sudo ln -snf /usr/local/bin/gcc-4.2 /usr/bin/gcc 

と入力してインストールします

5. JDK6インストール

http://qiita.com/m_mysht/items/a5e60d260c7078331d66
このサイトの内容を参考にインストールさせていただきました
JDK6はOracleからは入手できないのでAppleのサイトからインストールします

6. ruby 1.9.3インストール

RVMでインストールします

sudo curl -L https://get.rvm.io | bash -s stable --ruby
sudo rvm install 1.9.3
source .bash_profile
rvm use 1.9.3 —default


7. memcachedインストール

brew install libevent
brew install memcached


8. Cassandraインストール

通常はhttp://cassandra.apache.org/download/からダウンロードしますが、入れようと思っていたバージョンの1.1.6は既にダウンロードページになかったのでhttp://archive.apache.org/dist/cassandra/1.1.6/からダウンロードしました。
apache-cassandra-1.1.6-bin.tar.gzを解凍して自分の分かりやすい場所に置きます。

brew install libevent
brew install memcached


9. MySQL5.5インストール

http://dev.mysql.com/downloads/mysql/
上記サイトから64bitのDMG Archiveをダウンロードしてインストールします

10. Redisインストール

brew install redis


開発環境移行は以上で完了です!!
だいたい3時間くらいで完了できます

開発環境移行前は2年くらい前に買ったMBAを使っていたのですが、Unityなどを使用してアプリ開発をしていると使用メモリも多く
だいぶ効率が落ちてきていると感じました。

そこで会社にお願いして新しいMBPを買ってもらいました。
退職理由は「転職先のモニターのほうが大きい」から?でも書かれていましたが、自分が働いている会社が「エンジニアが一番パフォーマンスを発揮できる環境を整えてくれる会社である」ということはとても重要であると考えます。
そんなエンジニアの気持ちを汲み取ってくれるHappy Elements株式会社で私たちと一緒に世間をあっと言わせるような面白いアプリを作ってみませんか?

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